池袋ウエストゲートパークの文庫版第5弾。
今回はちょっと短いのが多いかな。
「スカウトマンズ・ブルース」
「伝説の星」
「死に至る玩具」
「反自殺クラブ」
個人的には「スカウトマンズ・ブルース」が一番好きかな。
池袋ウエストゲートパークらしい感じ。
「反自殺クラブ」も好きだけど、キング出てこないんだよな。
池袋シリーズの魅力はなんといっても、あの語り口でしょう。
軽快な感じが好き。
そういうの読むと、やっぱ石田衣良うまいわ~って感じ。
テレビ出るの止めればいいのに。
個人的にメディア露出の多い作家は嫌いなんだよね~。
あと、池袋シリーズのよさはなんといってもGボーイズのキングこと安藤崇だろ。
かっこよすぎですから。
今回もちょこちょこ出てきてますが。
一番お気に入りの場面は、新年明けてからのマコトからの電話への対応。
マコトが「新年明けましておめでとうございます」って精一杯喜びをこめて言ってるのに、
ガチャ切り・・・・・・。
いくら用件のみ話すのが好きだからって、そりゃねえだろ。
新年の挨拶くらいしようよ、キング。