「人のセックスを笑うな」
監督:井口奈央 原作:山崎ナオコーラ
キャスト:永作博美・松山ケンイチ・蒼井優・忍成修吾
ストーリー
19歳の美術大生のみるめ(松山ケンイチ)がある日20歳年上の講師ユリ(永作博美)に
絵のモデルを頼まれ、その自由奔放な魅力に、恋に落ちる。
友人の堂本(忍成)にそのことを聞かれ、みるめは嬉しそうにユリとの関係を話すが、
いつもつるんでいるエンちゃん(蒼井)の表情は曇ったままだった。
初恋に有頂天のみるめだったが、ユリは結婚していた。
劇場公開のときから気になってたんだけど、奈良はしてなくてね。
大阪の難波あたりまで出ないといけなくて面倒でDVD待ってました。
友達は買ったそうですが、アタシはレンタルで。
原作を元々読んでたので、あの空気にどのくらい近づくのかな、と。
すごい淡々としてる話(不倫のわりに)なので、その分映像の綺麗さが際立つかな。
原作ではエンちゃんは脇役なんだけど、映画では結構出てて、
それが、みるめの苦悩みたいなのを引き出してて上手いなぁと。
正直、原作のほうではみるめの苦悩とかあんまりなくて、物足りなかったし。
みるめとエンちゃんの観覧車のシーンが凄い好きでした。
「(電話を縛って出れなくしとかないと)出たくなっちゃう。
出たら会いたくなっちゃう」(みるめ)
この台詞はCMでも流れてたけど。
松山ケンイチいいね。永作博美も。
すごい自然で、マジに出来てるんじゃ!?って疑いたくなる気持ちもわかるわ。
劇場で見たい感じではないけど、一見の価値あり。
秋の(まだ先だけども)夜長に、一人でゆっくり見たい映画でした。